2021年1月9日土曜日

昨晩のランド円の夜中の値戻しは

 昨晩クロージング前には、ランド円は少し値を上げています。

これはロイターが報じた最新情報によると、ファイザー社のワクチンが南アフリカやイギリスの変異種にも有効と思われるとうある教授の見解を表明したのも関係があるのかも知れません。

今回の南アフリカランド円の下落は、変異種の拡がりが意識されて売られましたが、ワクチンが有効との判断が更に正式に示されれば、先日の7.1までの戻しは割と早いかも知れません。

そして気になるのが実際にワクチンの効果が出て来そうな春以降の相場です。

春までにランド円は7.1まで戻し、そしてリラ円は同様に、15円まで回復したとすると、その後コロナの終息の感染が劇的に減っていくと、急回復するでしょう。

ご存知ある一定数以上の人が抗体を持つと、自然にワクチンがなくても終息していくのがウイルスの習性です。コロナの現在のようなパンデミック状態の流行は、そうは長続きしない筈です。

つまりは春まで持ち堪えられれば、新興国通貨は2年前の値に回復すると思って良いと思います。

ランド円は月曜日以降、6.8以上、リラ円は14.1以上を期待したいところですね。