2021年7月1日木曜日

起きる可能性が高いのは、逆フラッシュクラッシュ

 本日もドル円が111円台を上抜けしていますが、今やリスクオフの円高は過去のものになっております。東京オリムピック開催後の収支決算で、東京オリムピックが大赤字プロジェクトで終わることは目に見えておりますので、一挙に113円台まで円安ドル高が進む可能性があります。

いわば逆フラッシュクラッシュ

南アフリカランドも前回の噴き上げ同様に8.1~8.2円に一挙に上昇しても何ら不思議ではありません。

米中間の貿易摩擦、米国がバイデン政権になってもハイテク関係の中国製品のボイコットは継続していますが、これはあくまで目に見えるところでの見せしめで、中国で生産している米国ブランドの製品はコンピュータの部品関係ではいっぱいありますので、それらすべてを停止することは決してないでしょう。

いわばこれがアメとムチの貿易摩擦での交渉材料として敢えてやっていること

米国が譲りたくないところを明確化して交渉することで譲るところと譲らぬところの押し引きを進めたい米国のやり方は相変わらずです。

この辺りも進展して米中間の貿易に関する問題も少しずつ改善すれば、南アフリカランドは9~10円の回復は近年中にあり得ます。

南アフリカ国内での防疫と電力不足と観光業の回復がコロナ後に急加速することで、さらに10~12円の領域までの回復が見込めます。

私の準備している7.5~7.4円というのはあくまで維持率の目標値であって、フラッシュクラッシュへの対応では高値のロット持ちはほどほどにしろということ。損切しても息の根をとめられるようなトレードの仕方をするなということです。

トルコリラ円のときもそうでしたが、フラッシュクラッシュ後にでも退場せずにすぐに復活できるやり方を書いているだけです。

フラッシュクラッシュの発生時期としては盆か正月か春先のパターンが90%ですが、2か月先の盆ではまず発生しないでしょう。その時は先に書いた逆パターンでの噴き上げがあるかも知れません。

次の警戒時期の正月ですが、12月までには私は7.4円まで現在のポジションを保持またはポジション調整できる耐力をつける予定です。

ここまでやれば勝ちがみえて来ます。

何度もフラッシュクラッシュに遭遇して編み出した現在の「アフタークラッシュトレード法」(爆)ですので、某YouTuberのようなクラッシュ芸人とは違う私のトレード方法です(笑)。