2021年7月7日水曜日

●スワップ派を目指す君へ

 私のようなスワップ派を目指す人ってそうは多くないと思いますが、かつてネット上には一杯いました。その方の名誉のため名前は伏せますが、「スワップ生活」で検索すると今でも結構上の方に出てくる方で。

彼女は最終的に5年位前にドル円を119円位から「ドル積み立てのFX」というのがあるらしくて、下がったらこの位買い増ししますという、いわゆるナンピンを定期的にするようなものを始めて、ドルが112円位に暴落した時にブログが終わっています。

スワップ派を目指す人は最安値付近から始めないとたいてい失敗するという悪い例でしたね。

私は阪神大震災の時に、民主党政権でドル円が一晩で6円位円高になって76円をつけた頃、巷ではドル円50円になるのでは?なんていう噂もあったのですが、それはなるわけはないだろうということでドル円を買って破産寸前から回復しました。

その時決済してお金を取り戻したわけですが、今思うと76~80円台のドル円は決済しないで持っていれば良かったと思っています。

それがすなわち、その後のリラ円で私は不幸を生むわけですが(笑)、ドル円の成功や失敗をリラ円とランド円で実現できないか?と思っていた矢先にやってきたコロナ禍。

「これはもしかして最安値で掴めるかも?」と思ってトライしたらリラ円もランド円も最安値で掴みましたよ。しかしリラ円はその後2円上げてからの週末越えでの2円の急落であえなくゴミくずとなりましたが、ランド円は今でも5.6円台の最安値からの積み上げが残っています。

さあ前置きが長くなりましたが、スワップ派を目指すには以下の条件が必要です。

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●その通貨の最安値で掴む

もうこの時点でランド円で5円台、6円台を残していない人はスワップ派に向きません、、、、というか7円より上で始めて成功率がどのくらい下がるかわかりません。

●最安値からシームレスに買いをいれてロットの間隔を空けないこと

昔リラ円の大きな王様?のハンドルを持つ方が、15銭から20銭の間隔を空けてリスクヘッジされながらロットを持つことを勧めていましたが、それではスワップ派にはたぶんなれません。

●現在値より高いロットはゴミ扱いとして、何がなんでも下値のロットに置き換える

もちろん普通に置き換えたら損失が増えるだけですが、そこは「高値損切」「安値/下値で買い」というのが出来れば損は最小限。つまりは値を戻した時に含み益がつくから。

●当日の終値が、自身の最高値ロットの値位になって初めて成功といえる

高値のロットを残しておいても意味がありません。

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大体この位でしょうか、今日の時点で私はこの4つの大前提の全てをクリアしそうです。

また他の通貨でもスワップ金利が良い通貨ならばウオッチしながら最安値付近に近くなったらトライしてみるのも良いかと思いますが、私はランド円一本で今のところ頑張る予定です。