2021年12月4日土曜日

想った以上に頑張って防衛しているトルコ中銀

 またどうせヘッジファンドに負けて底値更新するだろうと想っていたんですが、まだわかりませんが今日までのところではトルコ中銀は頑張って通貨防衛しているようです。中銀総裁の発言だったか、「不公正な価格」という表現を使っていたのが結構響きます。通常中銀総裁と言えども、為替水準レベルというのは市場が決めると語るのが大前提の姿勢ですが、今回「不公正な価格」と表現したことで、相当リラ安にひっ迫感があるというか、これ以上は譲れないというのがひしひしと伝わりますね。

さらに来年は利下げは休止(利上げをするとは言っていない)というところがミソで、通貨安を終わらせるにはこれ以上の利下げはダメというのが垣間見れます。またクビにならないように敢えて「休止」という言葉を選んでいるところがいじらしいですね(笑)。