2021年12月30日木曜日

預金保護策でトルコ国家存亡の危機になるかも

 預金保護策が裏目に出る可能性が出てきました。

ドルリラ10台でリラに転換された1か月定期が、もしドルリラ12台で1カ月後になっていたとしたら、238億リラのうち1か月定期で預けられた分を補償しなければならなくなります。例えば全額1か月定期ならば、最大50億リラを損失補填しなければならなくなります。

市場はこんな策ではやはり許してくれないようです。介入で一時的に上げてもすぐに戻されてしまうので、利上げするのまではこのような急騰急落を繰り返す羽目になるかも知れません。