2021年8月4日水曜日

新興国通貨の値動きの微妙さ

新興国通貨は簡単に言ってしまえば、世界経済が悪い方向に動くと値が下がります。産業構造が先進国のように複雑化していなくて単純な構造だから、先進国の需要が落ちたら新興国が影響を受けるということ。

また新興国の通貨は金利で持っているという側面もあり、投資家はその通貨の安さを金利の旨味で選択して支えられているという面があります。

アメリカが利上げをしたら新興国通貨が安くなるというのがその図式。

新興国のコモディティ価格があがっていれば、インフレ対策として金利が上がるだろうという期待感から上がったりその逆もあったりと、新興国の通貨の値幅が激しいのはこの辺りが理由。

今の南アフリカランドは明らかに下げ過ぎです。

週足、月足で表示すればわかることですが、過去には上記の期待感からかなり高い値で推移していた南アフリカランド。主にコロナが原因でここまで下げてきましたが、南アフリカのコロナの感染者は私の予想では劇的に改善していくはずですので、あと数か月で上昇路線に転換する確率はかなり高いです。

現在335万通貨、平均法つかって高値でこの倍買っても670万通貨。

8.0円までの上昇ではたぶん倍位まで増やせるでしょう。

ワクチンの効果が表れてくるのと比例して動くはずなので、今後が楽しみです。