2022年6月18日土曜日

下値狙いのサイクルから読み解く

 昨年の12月に史上最安値、一瞬6.0までいったような感じですが、その時以来の下値は

間3か月

今年の3月に7.6台

間2か月

今年の5月に7.6台

間1か月

今年の6月に7.5台

という推移です。

スワップ益と保証金入金の関係性から、3か月のスパンがあれば元本を超えるほどの入金をしている関係で維持率が高まり負けなくなるわけです。昨年の12月から3か月は無事に過ごせたのはそういうことで、ここのところ高いロット数を維持できているのも下値狙いのスパンに対して、下値の値がそれほど極端なものでないから維持できているわけです。

7月は7.5台に落ちたとしてもそれ以上進まなければ80~90万通貨の維持は机上の計算で可能となります。ダメなパターンは一撃の7.3円とかですね。

でもどうなんですかね、これ以上下げたら前回結局無意味に終わった預金保護策で一瞬11円台に上げたように、何かしらの方策でリラが極端に上がるのではないか?ということもあり得ます。

問題は他国が特にアメリカが大幅利上げをしているため、相対的にリラが利下げしているのと同じことになっているので、ここでエルドアン大統領が相対的にリラの金利が大幅に下がりつつあるので、少し調整での利上げに賛同でもしたら、リラの暴落は防げるのではないかなと想います。

あとは地域の情勢が影響しますが、良い方向にはいくとは想うのですが、リラの下落の速度にどれほどブレーキをかけられるかはわかりませんね。