2021年4月16日金曜日

J&Jのワクチンの血栓問題、勧告再開まで数週間かかる可能性もあり

 J&Jのワクチンで血栓ができる問題は数日ではなく、データ不足との話で、勧告再開まではもう少し時間がかかる可能性があります。アストラゼネカは停止する国が相次ぎ、それだけでポンドにも影響しましたから、J&Jのワクチンは南アフリカで多く打たれていますので、結果如何によってはランド円の為替にも影響しそうですね。もう少し注意深く見守る必要がありそうです。

というわけで懸念材料もあることから、いきなりランドがこれ以上さらにどーんと上がることはどうもなさそうな気配。ゆっくりしっかりコロナやアフリカの金利や、その他の情報を見極めてヨコヨコから時間をかけてのジリ上げというのが短期的な相場観になるのかも知れません。

まあ要はどーんと下がらなければ良いだけの話なので、結果が悪い方に転んでももうちょっと先ならば、なんとか対応がとれるというもの。週末はどーんと下がることなく、このままの水準で推移してもらいたいものです。