2021年3月6日土曜日

季節の変わり目と共にFXもそろそろシフトチェンジ

 いきなり春らしい天気となった今週末。ドル円も気持ち悪い位の上昇気流に誘われて108円台となりました。たぶんしばらくは大きく円高になっていくことはないでしょう。

日本の経済損失は相当いっていますね。誰かが指摘した悪い円安状態、大逆転現象に徐々に近づいていると思われます。都会は緊急事態宣言が2週間延長されますが、尾身氏はそれでも見極めの時間と称していますし、オリンピック中止発言はいつするのでしょう?3月がリミットな筈です。

オリンピックがもし中止になればさらに観光業やその他オリンピック需要を見込んだ産業は今年いっぱい絶望的な決算となります。政府は意地でも実施したいようですが。。。

というわけで日本のヤバさがそろそろ世界に知れ渡る頃、春以降の新興国通貨の相場は、

リラ円14.0、ランド円7.0を死守できか否かというところにかかっています。

この値以下に落ちるのはコロナの影響ネタが続くケースで、それ以外の要因では2通貨ともこのリミット以下にはならない筈なのです。トルコ国内、南アフリカランド国内でのコロナ終息は先進国よりも遅れますが、中国とアメリカの需要回復と共に徐々に新興国通貨も陽があたってくるでしょう。

南アフリカランド円は追加購入分の130万通貨を6.8までの下落で下値追いをするのがたぶん精一杯の筈なので、それ以下の場合にはまた減らすことになりますが、南アフリカランド円は、トルコリラ円よりも回復が早いように思えるので、また7.2以上のレンジに来週以降向かうと予想しています。