2021年3月28日日曜日

南アフリカランド円を決める要素

 為替の値は南アフリカランド円についての要素を調べてみました。

ひとつは「金利」これも新興国通貨にありがちな金利を高くすると投資を呼び込めるということですが、今回アメリカの国債金利の上昇で、南アフリカランド円も利上げ?が見込まれていたのですが、利上げなしということで若干売られているようです。逆に暴落になっていないことについてはこれから分析します。

ひとつは「コロナ」です。南アフリカは変異株が蔓延り、パンデミックがひどい状況だったのですが、実は1/2が既に一旦感染しているという推測データもあり、昨日の時点で、日本よりも遥かに少ない1,000人台の感染者ということで、今後のコロナからの回復期待という点から、金利が米国との比較で想定的に下がっていてもランド円が下がっていないのはこれもひとつの要因のようです。

ひとつは「電力不足」です。かなり長く前から云われていたことですから、最近では計画的に自然エネルギーにも力を入れているようなので、以前よりかは少しだけ状況はよくなっているようです。但し原子力発電所もまだ計画が進んではいるものの稼働しているわけではないので、これも今後ということです。

ひとつは「資源価格」特に「プラチナ」の需要です。商品価格は先物市場で実需用もそうですが、投機的な動きもしていくので、ちょっとした噂やニュースで上下していくので、注意していかなくてはなりません。

ひとつは「政権」です。以前のズマ政権が崩壊し、今ではかなよくなっているようです。以前のズマ政権ではとんでもない汚職が蔓延していましたが、今はクリーンな感じの評価のようなので、比較的ここについては安心しています。

ということで、ひさしぶりにランド円を買い戻すにあたっては、私なりに危険度を分析しての結果ですので、今後については比較的楽観視しています。13円や15円の時代に戻らくても、7.4円を下限にした7.6円前後のレンジにまず今年はなって、その後秋以降に8.0円超えを狙ってくるという希望的な推測をもとに、現在買い戻してを鋭意していますので、これが7.0円を切るようなことになっていくと、再び計画倒れということになってしまいます。

他にも南アフリカについては少し調べていきながら、先読みしたトレードができていけたらなと思います。