以前私があげた記事からのレビューです。FXをやっている方でこういう論理的な思考をして取引している人は残念ながらほとんど見たことがないのですが、実際検証すると予想会社の予想に対しての対応は私のやり方ならばとれると前回の記事で解釈していたように、実際に7月末に33.1になっても、ドルリラのロットは減らずに増やして対応が可能でした。
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●ロイター予想為替レート(6月中旬頃の予想)
◎6月末1ドル33リラと予想 →正解 7月末 33.1リラまで上昇
残念ながらロイターの予想は正解でした。
さて、現在の私の売玉が33.1台なので私の例ではこのような計算が成り立ちます。
ここからが先の予想
〇8月末34リラ 1日平均300上昇
〇11月末35.5リラ、1日平均166上昇 (リラ円4.5割れ?)
〇2024年末には1ドル37.7リラまで上昇 1日平均733上昇?
〇2025年5月末39リラ、1日平均35.6上昇 (リラ円4.0円?)
●JPモルガン予想為替レート
〇2024年末1ドル35.5リラ
〇2025年末42リラ、リラ円3.8割れ
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8月末の34リラの予想ですが、私のロット現在33.1台平均なので、
9,000ポイントの上昇に耐えられれば8月末の上昇はクリアできます。
8月末まで30営業日としても一日平均300ポイントの上昇。これが当たっていたら
1日の平均損失額は21,000円になるので、少し損切しなくてはならないかも知れません。
11月までの34から35.5リラまでは1,500ポイントですから、一日平均166ポイント。
とりあえず2024年末までを考えることにして、1日平均120~166上昇に耐えられれば
これらの予想為替レートはクリアできることになります。
ここから6月以降のニュースを加えると、
●トルコ中銀は50%の高金利継続
●格付け各社のトルコの評価アップ
●外国からの投資資金が継続的に流入
●外貨準備金が増えている
ということを考慮すると、これらの予想会社の値は、最悪の場合という条件
として考えれば良いのではないか?ということになります。
損切に必要な額の算出ですが、千単位で取引している場合は、1ポイント1円ですから、73千通貨を持っている私はポイントに73を掛けたのが損失金額となります。(今はスプレッドやリラ円の下落は計算していません)
つまり平均150ずつドルリラが上昇するとして、73を掛けると、1日の平均損切額は10,000円強位となり、現在は32.9台ですから、8月末に33.5リラ位に上昇しても、現状のスワップ額と同等位で収まるというのが私の皮算用です。
もちろん1日2,000ポイント昨日は回復基調で動いたわけですから、全体平均で考えることも難しいのですが、現状のポジションを損切して買いなおしをしない限りは、1日あたり1日の平均上昇分のスワップが貯まるので、たとえば8月末に34リラにならずに9月末に34になったら、2か月分のスワップで34リラへの対応が可能となるので、2か月分のスワップでなんとか対応できるのではないか?ということです。。
次回のレビューは8月末に行って、ドルリラは34リラを越えたか? を検証すれば勝ちか負けかが判定できます。
今のところは負けてませんので、勝ち(笑)という評価です。
これが予想会社の予想がたとえ当たっていたとしても、対応が可能と云える根拠となります。