2月4日にシムシェキ財務相が実質レートは上昇と云ってから、1週間位は大きな下落はなかったトルコリラですが、その後じわじわとリラがさらに売られて、現在まで1.5%位はその時から比べて下がっていることになっています。
平均するとそれまでの下落速度とほぼ一緒となりますが、3月10日あたりからの下落速度は以前よりもハイペースになっています。
このグラフは他にも金曜日のスワップ落ちも顕著に表されていて、金曜日以降の3日~4日に関しては、2/3位の確率でその後のドルリラの高値更新は無いことがわかります。
つまりは、金曜日に損を出しても2日分のスワップ収益で回収できれば、損金はちゃらにできて、なおかつポジションが史上最高値に追従できていることになります。
これが持ちロットの100%をドルリラにつぎ込んでしまうと、スワップ収益で吸収できないことになりますので、ドルリラの比率は8割位に現在はなっていますが、サヤ取りで月のスワップ収益をドルリラ⇔ユーロリラ間で1.5倍程度にうまくすれば出来るので、金曜日のスワップ落ち分での損金を除けば、まあまあうまく資金を運用しているかなと思います。
今朝のように大幅に窓を開けて上に飛んでしまうと、サヤ取り分も全部台無しということにもなつています。
サヤ取りはやらないよりか、高値ポジションを持つことでの可能性を考慮すると、やった方がまし?かなとは思いますが、それは同時にギャンブル性が高まるということになります。