今後のトルコリラ円の推移を推測するにあたり、昨年の水準からの下落率を分析しました。
昨年の11月第一週は、7.9円前後で推移していました。
7.9を100%とした場合、現在の5.3円前後は67% つまりは33%の下落率です。
今年の5月の第一週は、6.9円前後で推移していました。
6.9を100%とした場合、現在の5.3円前後は77% つまりは23%の下落率です。
6月の第一週に大統領選挙でエルドアン大統領が当選すると失望感から6.0円前後まで下落し、そこから現在の値までの下落率を換算すると、88% つまりは12%未満の下落です。
現在大統領選までは10%に満たない政策金利が35%まで上昇。
インフレ率は当時より悪化していますが、数字があてにならない数字なので、計算から割愛。
とここまでで予想する範囲ですと、これから1年先まででどんなに大きくても最悪の下落率は10%以下と予想。来年の10月までで一番下落しても4.7円はキープできるのでは?と予想しています。
それを12分割で月分割すると、月の下落は平均5銭程度、大きく見積もっても10銭程度。
11月末までに5.2円をもし確保できれば、今の私の買値平均は5.284円。
今後のスワップ利益と補充予定の保証金で100万通貨は確保していける筈であると予想しています。
逆に10%回復するだけで200万通貨前後20%回復すれば500万通貨前後まで買い進めることができる計算となり、2026年までにインフレ率を一桁にするとトルコの官僚が言っていることをうのみにすれば、3年以内に20~30%の水準の回復はあり得ると考えても良かろうと想います。
但しトルコは5年以上前からインフレは回復すると言い続けていたのに全く実現していませんので、信じない方がマシです。