2021年11月27日土曜日

南アフリカランドは30銭下がって大騒ぎなのに、トルコリラは昨日も60銭動いてる

 もう為替水準がそんなに差がなくなったトルコリラ円と南アフリカランド円。トルコリラは昨日だけでも60銭動いていて平気な感じですが、南アフリカランド円は30銭下がっただけで大騒ぎ(自分比)です。

一日で5パーセント以上動くなんていうのは、例えばイギリスポンドが150円なら、一日で7.5円落ちるのと同じ率になります。

凄いボラリティですよね。

為替が低いなら低いなりに動かなければ良いのに、こんだけ動くし、スプレッドも10~20、または20銭以上開くとなると、本当に難しいですね。

エルドアン大統領は利下げをしたいのはわかりますが、為替の水準はどこまで容認しているのだろう?とか、トルコ中銀の介入の水準はどこにあるのだろうとか、本当にわからないことがいっぱいです。昔はもっともっと高い水準であんなに介入していたのに、どういうことなのかもわからない。

南アフリカランド円とは違って私はトルコリラ円は暴落時に2~3万通貨しかもっていなかったから少ない損失で難を逃れたわけですが、いまは少し多めに増やしていますので、8.0円以下になるようなら再び撤退になるんですが、いまから10%の下落がまた数週間以内に起こることはあんまり考えられないんですね。

まあ想像以上の動きで現在トルコリラ円は下落し続けていますから、また起きるのかも知れませんが、いい加減そろそろ止まるんじゃないかと想いたいところではあります。